近年、年賀状の送付そのものを避ける企業も増えてきて、自社のウェブサイトやメールなどで済ませることも一般化してきました。
印刷を外部委託するという選択肢
とはいえ、依然として年賀状の文化は根強く残っており、その対応に追われる総務担当者もいらっしゃるのではないでしょうか。
年賀状を用意する際、自社のプリンタで印刷をされていませんか?
最近は低価格で年賀状の表面・裏面の印刷をしてくれる印刷業者が増えてきています。
このことを知ってるけど自前で印刷した方が安上がりだと思って躊躇してる方もいたりしませんか?
実はそんなことないんです。
例えばラクスルというサービスを使うと200部印刷した時の価格は約2万円です(2022年分試算時)。
これには宛名印刷やはがき代も混みの価格です。
自分で印刷した場合はどうかと言えば、63円の年賀はがきを200枚買っただけで12,600円。
そこにプリンタのインク代が数千円かかってくると思うと、大差がないか下手するとラクスルの方が安い勢いです。
しかも、印字位置の確認といった手間も省けてしまうのだから良いことづくしですね。
表に出すデザインについては、自分で作成したものを使う他、あらかじめ用意されたデザインの中から選べる場合も多いようです。
ただ気を付けたい点として、外部委託する場合も住所録ファイルの更新は忘れないよう気をつけましょう。
書籍の印刷も外部委託で手軽に行える時代
また余談ではありますが、「プリントオンデマンド」という技術を使って本を印刷をすることもできます。
オンデマンド印刷技術を用いた受注生産型の印刷方式で、1部から印刷ができるのが特徴です。
オンデマンド印刷を利用し、最近ではAmazonでも書籍の出版が可能です。
書店に並ぶ本に比べると割高にはなりますが、出版する側としては在庫リスクの心配なく自前の書籍が販売できるのが強みです。